卒業、そして社会人へ
ついにこの日を迎えた。今日で学生生活が終わり、明日から新社会人となる。
あっという間の4年間の大学生生活だった。ついこの前上京してきたばっかりだというのに。1年経つのがだんだんと早く感じる。
この1日記では収まりきらないくらいの思い出がある。
高校3年生の夏に東京の大学を受けると決め受験勉強をしてきたわけだが、
もし地元に残っていたら、地元の大学に実家から通って4年間過ごしていたら、それはそれで楽しい思い出ができていただろう。でも東京の大学に通い、1人暮らしをした経験は地元で暮らすよりも非常に大きかったよなと思っている。
この4年間本当にいろんなことを学んだ。色々な人に出会えた。辛すぎて泣いたこともあったし楽しすぎて今日が終わって欲しくないと思ったこともあった。
色々な世界があることを教えてくれた友達、先輩、バイト先の人には感謝してもしきれない。
「やることなくて暇だ」と思えていた時間が懐かしい。無駄だったとは全く思っていない。そういう時間を含めて改めて貴重な時間だったなと今になって噛み締めている。
特に、変わり者な自分と4年間も付き合ってくれたS君、H君は感謝しかない。散々飲んだし、色々言い合ったらましたけど、なんだかんだ楽しかった。今思い出すとかけがえのない良い思い出になるもんだ。
自分の礎がこの大学生生活で出来たと本気で思っている。1本の軸ができたというか、18年間で得たバラバラだった矢印がひとつに纏まったというか、そんな感覚を覚える。
このご時世も影響し卒業式は開催されなかったが、4年間付き合ってくれた友達と写真を撮れてよかった。
そして俺を東京に出して一人暮らしまでさせてくれた両親にも感謝だ。
東京に出てきて本当によかった。
この大学に入れてよかった。
本当に人に恵まれた学生生活だった。
思い出をありがとう!!
そんな楽しすぎた学生生活は終わり、これからは社会人となる。これまではいわゆる遊びの期間、そして大学4年間は人生の夏休みだった。
そんな生活から、毎朝同じ時間に起きて、8時間以上仕事をし、休みは土日の2日間だけという生活が何事もなければ数十年続くことになる。
心配だ。非常に不安だ。
1年後とかどうなってるんだろう。
ちゃんと寝れているだろうか。
いじめられてはいないだろうか。
想像していた社会人生活になっているだろうか。
恋人はできただろうか。
毎日楽しいだろうか。
どんな暗い毎日でも自分を信じること、自分に自信を持つことは忘れないようにしよう。最後に自分を励ますことができるのは自分しかいない。
考えてもキリがない。なるようにしかならない。色々と深く考えてしまう癖があるからきっと些細なことでも1人で抱えてしまうかもしれないが、やっぱり自分を立て直せるのは自分だけだ。
これまでの学生生活で辛いことの乗り越え方、物の捉え方はだいぶ成長しているはず。
だからそれを思い出して、気楽に、前向きに頑張っているといい。
なんだかんだHilcrhymeの大丈夫を聞いてればなんとかなるかも。
むしろ本当にこの曲の深さ、意味がわかるかもしれないね。まぁ就活の時に死ぬほど聞いたけど。
コツコツ真面目に頑張ろう。1年目なんだから、謙虚に、挨拶は大きな声で、遅刻はしない!
明日は6時に起きるから、22時には寝よう。
…寝たいけど寝たくないこの感じ。緊張しているのが分かる。
でもこんな経験はこれまでもしてきたし、これからもっと増えるだろう。もしかしたら毎日こんな気持ちかもしれない。
でもやるしかない。これまでの時間、大学4年間の時間で学んだことを少しでも活かして頑張りたい。
1年後の今日、この日記を見て「こんな些細なことまで考えてたんだな」と笑っていれたら幸いだ。
大丈夫、これまでの人生毎年毎年「今年が人生で1番楽しいな」と思えてたじゃないか。だからこれからも毎年自己ベストを更新し続けられるように頑張るだけだ。