いざ新居へ! その1

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今はビールを飲みながらじゃがりこを食べ、音楽をかけつつ硬い床に寝っ転がりながら日記を書いている。

 

 

今日は新居への入居日だ。朝一に居候させてもらった家から飛び出しチャリを漕いで新たな家へと向かった。

 

掃除用具はリュックに詰めて来た。雑巾から洗剤や歯ブラシまで備えた。コシコシする準備は万端だ。

 

掃除機もチャリのカゴに入れて来た。コードレスタイプの掃除機を3分割に外し、カゴに収まるサイズで持って来たが、チャリのスピードと道路のデコボコが相まってチャリが上へガタンと揺れた。

 

その瞬間掃除機のパーツで1番大事な吸い込み部分がカゴから飛び出し転げ落ちた。

 

ついてないなと思った。けど、今思うとこれがついていない1日の始まりだった。

 

家について掃除を早速始める。始めるとすぐにインターホンが鳴る。Wi-Fiルーターが届いた。

まあ今じゃなくていいや。

 

掃除を再開するとまたすぐにインターホンが鳴る。今度はテレビが来た。今回の引越しに際して元々父親から譲り受けていた家電を全部新しく買ったため、いくつか新品になる家電がある。そのうちのひとつがテレビというわけだ。

 

再び掃除を再開し始めてしばらくするとまたピンポン。今度はニトリで買った家具が来た…

 

待てよ、今日あと何がくるんだ?引越し業者、ガス業者、ドコモの業者、冷蔵庫を持ってくる業者、、、

 

今振り返ると相当来たよな、一体俺は何回「こんにちは」って言ったんだろう。一体何回「汚いですけどすみません」と言ったんだろう。

 

途中ガス業者、Wi-Fi設置業者、洗濯機取り付け業者を家に置いたままビールを買いに行った。点検の確認をする必要があったためすぐに帰って来たけど、このタイミングでビールやご飯を買って夜の戦いに備えることが何よりもうれしかった。

 

 

こうして業者がどんどんきて、来る中で1番最後に来たのが引越し業者だ。

 

1人暮らしだからそんなに荷物は無かったはずだが、ダンボールに詰めると意外に多いんだこれが。

なんだかんだ18箱きた。

掃除は済ませてあるため床に一箱ずつひっくり返し

ていく。

 

一人暮らしの引越しは3回目だ。これまでの2回の引越しで気づいたことがひとつある。

 

俺の性格上、徹夜になってでも1日で済ませる必要がある。

 

じゃないと寝られない。寝るスペースが無いとかそういうんじゃない。ソワソワする。

明日はこれから片付けて、ここを整頓して、次にベランダを…

 

考えて結果寝れてないのがこれまでだ。だったらやりきったほうがいい。

 

めんどくさいことをやるときは楽しいこともおりまぜながらやるのがいいということを大学生活4年間で学んだ。

 

その学びを活用すべく、ビールを開け、ゴクゴクと喉を潤しながら作業を進めていった。(続く)