目標ができた禁酒生活9,10,11日目
お酒を飲まない生活が今日で11日目を迎えた。
1週間禁酒できたときと同じように、ここまで飲まなかった日はあるだろうかと考えたが、まぁ近年にはない数字だ。大学1年の冬まで遡るんじゃないだろうか。そう、成人前から飲んでしまっていたが、もう時効だろう。
要するにこんなに空けた日は記憶に無いというのが言いたいわけだ。アルコールが恋しいという気持ちも、もう薄れてしまった。いいことだが、ちと寂しい気持ちもある。まるで自分が経験した失恋のようだ。いい加減もう前に進もう。
すこぶる順調と言える禁酒生活、何も毎日お茶や水を飲んでしのいでいるわけでは無い。ここまでの禁酒生活を助け、サポートしてくれている存在があるからだ。
そう、ご存知ノンアルコールビールだ。
彼の存在がなかったらとっくにビールを飲んでいただろう。禁酒なんてできなかったはずだ。俺のパートナーとも言って良いだろう。
彼の凄さはビールと相似している点だ。
というのも、今の生活は禁止していないときとほとんど変わらないのだ。
ビールと同じようにノンアルを冷蔵庫から取り出し、ビールと同じようにノンアルの缶を開けビールと同じように喉を鳴らす。
決して動作は変わらない。ただ単にアルコールを引き算しただけだ。飲みたい衝動に駆られていた初期にはノンアルの存在が本当にありがたかった。
まるで受験勉強を見守ってくれる母親のようだ。
それがここまで続いた要因だと確信している。
しかし、ふと考えてしまうことがある。
「いつまで禁酒生活を続けるんだ?」と。
高3が受験勉強を頑張れるのは目標があるからだ。大4が就活を頑張れるのは必ず終わりがあるからだ。
じゃあ、禁酒生活は?
酒を飲んで太ったわけでも無いから、ダイエットなんてできっこない。
資格を取るために禁酒しているわけでもないし、禁酒しなくても勉強はできる。
何をモチベーションにこの生活を続けるかという解が出てこないのだ。これでは虚無感が出てしまう。
楽しかできなきゃ意味がない。
一体どうしようか。
そんなことを思いながらyoutubeでオードリーがサイゼリヤの全メニューを食べきるという黄金伝説の企画を見ていたら、ふと降りてきた
「そうだ、俺もノンアルコールビール全種類制覇してみよう」
壮大な目標が降りてきてしまった。
一瞬無駄な考えだと思ったが、それ以上に楽しみな感情がどんどん湧き上がってきた。
これは、心が躍っている。心がやれと言っている。
た、たかまってきたああ
以前ツイッターにこの写真をあげたときは「こんなにあるのか〜」くらいにしか思っていなかったが、言い換えればこんなにたくさんのノンアルビールが飲めるということだ。しかも写真以上にノンアルビールは多い。
現に今の段階では3種類しか飲めていない。まだ10種類飲めるチャンスがあるのだ。
これは楽しみになってきた。
店によってないビールとあるビールがあるため、完飲するのには時間がかかるだろう。でも、それがいい。必ず制覇してみせる。
…もうアルコールとは無縁のひとつ上のステージに立った気分だ。
ラーメン二郎を全店舗制覇するように、ポケモンを全部捕まえるように、ノンアルコールビールも全部制覇する価値がある。
ああ、神様。どうかこの挑戦がうまくいきますように。🙏🙏
そして、スーパーに陳列されているノンアルの肩身の狭さをみんなに分かってもらえますように🙏🙏